伐採の時に愛用しているハルダーのショックレスハンマーの柄が抜けてしまいました。
抜けてしまった柄を観察すると、どうやら前回交換した時のやり方が適切でなかったようです。
今回の学び(いきなり結論)
今回の学びは、「ハルダーショックレスハンマーの柄は本体にドン突きするまでしっかりと挿入する事!」です。
その為には、柄を挿入する時には柄を削る必要があります。
買ったままの状態では奥まで入らないので、この一手間を惜しんではいけません。
この点については、交換手順の記事にも追記しました。
抜けた柄の観察と考察
で、前回の交換がどう適切でなかったかと言うと、どうやら柄を本体に挿入する際に奥にドン突きするまで入れ込まなかったのが良くなかったようです。
前回交換した時はどう頑張ってもドン突きさせる事ができず、「もういいや〜これで」と諦めてそのまま使っていました。
むしろ、「ちょっと柄が長くなって遠心力が増したろう」などとポジティブにすら捉えていました。
しかし、そんな脳天気な気持ちで伐採を続けた結果・・・
伐採中にクサビをバンバンと打ち込んでいる際にスポッと。
どうやらロールピンを貫通させる穴が吹き飛んでしまったようです。
ハルダーショックレスハンマーの柄はロールピンとクサビで固定されています。
柄を奥まで挿入できなかったと言うことは、ロールピンを貫通させる穴が柄の端っこに開いていたという事。
穴が端っこに開いていたという事は穴の強度が不足していたという事。
それに加えて、奥まで柄が入っていなかったのでクサビが十分に機能していなかった事も原因の一つかと思います。
クサビを打つという衝撃を繰り返し受けているうちに、強度不足のこの穴がどこかのタイミングで耐えられなくなり、吹き飛んでしまったんでしょう。
抜けた柄の交換
という事で、今回は前回の反省を踏まえ柄を本体にドン突きするまでしっかりと挿入しました。
買ったままの状態では奥まで入らない事が分かっているので、今回は鉈で軽く削ってから挿入→固定。
しっかりドン突きしました。
柄を挿入する前に柄を削る。この一手間を惜しんではいけません。
柄の交換方法はこちらの記事に手順をまとめてあります。
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50mm径は重さが約1kgでオールラウンドに使えます。
比較的軽いので腕力に自信が無い方や女性はこちらがおすすめです。
急峻な山で少しでも腰道具を軽くしたい時もこちらがいいですね。
60mm径は大径木伐倒の多い方向き。
重さが1.7kgと重いですが、その分クサビを打ち込むパワーも上がりグイグイ木を起こせます。
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