毎冬に活躍してもらってるパタゴニアのダウンジャケット。
6年ほど愛用してだいぶ傷んできました。
実はパタゴニアは公式にリペアサービスを展開しています。
パタゴニアはちょっと変わっているブランドで、買い替えよりも修理をすすめています。
まだ使えるものを捨てて新しいものに買い換えるよりも、修理して使い続ける方が資源を有効利用できるという、実にpatagoniaらしい環境理念です。
パタゴニア大好きでロイヤルカスタマーな私、ここは一つパタゴニアの理念にのっとって、このダウンジャケットの修理に挑戦しました。
傷んできた箇所はこんな感じです。
結論から言うと、これを公式リペアサービスに修理にだして、費用は約8500円、期間は1.5ヶ月でした。
(※これは修理内容によって変わりますので参考程度に。)
方法は、オーダーフォームに記入して送付する方法と、直営店への持ち込みがあります。
今回は前者のオーダーフォーム記入→送付の方法を試しました。
一体どんな風に直ってくるのでしょうか?
それでは実際に修理に出した手順を、追ってレポートしていきます。
修理依頼表
修理に出すにはまず、こちらの公式サイトから修理依頼表をダウンロードします。
また、こちらのページには、修理内容によっての費用も掲載されているますので、参考にしてください。
修理依頼表をダウンロードしたらそれをプリントアウトし、必要事項を記入していきます。
どこを修理したいのか、イラストを添えます。内容が分かれば良いので、絵心は不要です(^^;
梱包→発送
修理依頼表が書けたら、梱包です。
送料は自己負担ですので、なるべく安く済むように小さめに梱包します。
今回はたまたま手元にあったpatagoniaの紙袋に上手く詰め、ヤマト運輸で発送しました。
因みにヤマト運輸はクロネコメンバーズの持込割(スマホやPCで事前に送り状を作るサービス)の併用で150円引きになります。
これは、送り状の作成をわざわざ手書きにしなくていいので便利ですし、安くなるしで良いこと尽くしです。
見積もり
パタゴニアリペアサービスに到着後、5営業日ほどで見積もりがEメールが届きました。
今回は修理箇所が多いので、8470円(送料込み)という見積もりに。
見積もりに問題なければ、その旨を返信すると修理が開始されます。
到着
見積もりOKのメールから1ヶ月強が経過し、修理に出していた事を忘れた頃に修理品発送のメールが届き、その翌日に修理品が到着しました。
納期は1〜2ヶ月位掛かるかなと予想していたので、特段遅いとも早いとも思いませんでした。
修理品にはこんなポストカードが添えられていました。
きれいになって戻ってきて、こちらも嬉しいです!
「BETTER THAN NEW」如何にもパタゴニアらしいメッセージ。
リペアサービスを勧めるパタゴニアの一つの理念と言えるでしょう。
仕上がり確認
それでは修理の仕上がりを確認して行きましょう。
ドローコードに沿って無数の穴があいていた裾まわり。
あて布で補強されました。
リュックが当たって生地が擦れて弱っていた腰。
こちらもあて布での補強。
色は同じですが、光沢が違うのでちょっと目立ちます。
穴あきでダウンが飛び出て仕方がなかった袖周り。
穴あきは綺麗な三角形のあて布で補強。
擦れていた縫い口は、内側に僅かに縫い込まれています。
よれよれだった袖口はテープを交換してもらいました。
支払い
修理費用の支払いは銀行振込オンリーです。(執筆時2021/1/12現在)
パタゴニアオンラインストアはカード決済ができるのに、銀行振込とは・・・ちょっとイマドキでは無いですね。
カード決済対応に是非改善してもらいたい所です。
修理品と共に請求書(到着後2週間以内に振り込み)が添えてありますので、忘れないうちに払ってしまいましょう。
まとめ
今回は初めてパタゴニアの修理を試してみました。
費用は約8500円で期間は1.5ヶ月。これは修理内容によって変わりますので参考程度に。
自分でやる作業は、修理依頼表への記入と梱包作業くらいです。さして難しくありません。
修理費用は安くありませんが、買い換えるよりは安上がりに済みます。それに、愛用しているウェアがきれいになって戻ってくると、嬉しいですね。
そして、修理痕に目を落とせば、そこがあたかも自分仕様にカスタマイズされたようにも思えてきて、これまで以上に愛着が湧きますよ。
買い替え以外の選択肢があってもいいですよね。
修理の依頼はこちらの公式サイトか、パタゴニアの直営店からどうぞ。
今回修理したダウンジャケットはハイロフトダウンセーター・フーディですが、大定番のダウンセーター・フーディの方がメジャーですね。
登山でも街着でも大活躍するおすすめのダウンジャケットです。
私もは過去に2着愛用していました。
薄くて軽いのに暖かい、本当に良いダウンジャケットです。
アウターにも、アウターシェルの下にレイヤリングしてインナーダウンとしても幅広く使えます。
ダウンセーターよりもさらに暖かいのはこちら、フィッツロイ・ダウン・フーディ。
今、暖かい厚手のダウンジャケットを買うならこれをおすすめします。
ふかふかなのに軽くて最高。
薄手の生地は柔らかく、さわり心地が良いのが素晴らしい!
私も愛用し、真冬でもぬくぬくで過ごしています(^ ^)
パタゴニアのダウンジャケットは、山でも街でも様になるデザインで気に入って着ています。
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