バードウォッチングに興味がある人に、たまにこういう事を聞かれます。
初めて買うにはどれを選んだら良いの?
無理もありません。
双眼鏡を選ぼうと思って、量販店の売り場に行くと種類が無数にあって、選ぶのが困難です。
amazonやメーカーサイトを見ても、そのバリエーションの多さから、選択するのに嫌気が差してしまうのはよく分かります。
私は、バードウォッチングにのめり込んで4年が経過し、探鳥会のスタッフもやるようになりました。
超マニアックな野鳥の羽のサイトも運営し、アクセスは順調に伸びています。
そんな私が、これを買っておけば間違いがないという双眼鏡3つを紹介します。
結論:おすすめの双眼鏡は3つです。
星の数ほどある双眼鏡の中から3つ、おすすめしますね。
10選とか20選とかすると絶対に選べないので、3つに絞りました。
因みに、双眼鏡のスペックについて、もう少し知りたいという方はこちらをご覧ください。
難しい解説は少なめにして、初心者向けに書いています。
Nikon モナークM7 8×30
1番のおすすめは、このモナークM7 8×30です。
私が普段から主力で愛用しているニコンモナークの最新機種で、明るさや視界の広さ、軽さのバランスがちょうど良く、申し分ありません。
今回のモデルチェンジで外観がスタイリッシュに変わりました。
ラバー感の強かった先代から、グラスファイバー性のボディに変わって、マットな質感に。
先代のモナーク7の時から、日本野鳥の会の探鳥会スタッフや会員の方々、多くのバードウォッチャーが愛用しています。
感覚的には、本格的なバードウォッチャーの半数ぐらいがこれを使っているんじゃないかと思うくらいの標準機です。
Nikon プロスタッフ P7 8×30
モナーク7はちょっと高いと言う方におすすめなのが、こちらのプロスタッフP7 8×30。
モナークM7の弟分です。
モナークM7よりレンズの質を下げてコスト調整しているので、明るさや解像度は劣りますが、その分お買い得になっています。
老舗ニコンのエントリーモデルという事で、品質や性能はお墨付きです。
Kowa(コーワ)BD25-8GR(8×25)
最後のおすすめは、コーワ BD-25-8GR 8×25です。
こちらは前述のモナーク7とプロスタッフ7S(どちらも30mm口径)よりも、ややレンズ口径が小さい25mm口径です。
視界の広さは30mm口径には劣りますが、その分軽くできていて、長時間首にかけていても疲れにくいです。
また、色が優しいグリーンな所がアウトドア心をくすぐります。
コーワは、バードウォッチングをしない方には、マイナーかも知れませんが、ニコンと国産双眼鏡の双璧を担う老舗メーカーなんですよ。
まとめ
色々と紹介すると、結局選べなくなってしまうので、今回は3つの双眼鏡に厳選しました。
もし、お金に余裕があれば、ハイスペックで長く使えるモナークM7を選んで下さい。
絶対に間違いありません。
そうでなければ、大体同じ価格帯のプロスタッフP7か、コーワBD-25-8GRのどちらかを選んで下さい。
選び方は、視界の広さと明るさを取るならプロスタッフ7Sで、軽さを取るならコーワBD-25-8GRとなります。
さあ、良い双眼鏡をゲットして、楽しいバードウォッチングライフを過ごしましょう!
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